2005年11月04日

ヴェニスの商人

コメント無きTBは削除させて頂きます。

veniceshonin.jpg
ヴェニスの商人 オリジナル・サウンドトラック
ヴェニスの商人 オリジナル・サウンドトラック


原作/ウィリアム・シェイクスピア
監督・脚本/マイケル・ラドフォード
出演/アル・パチーノ ジェレミー・アイアンズ 
   ジョセフ・ファインズ リン・コリンズ
★★★★
更紗評/原作がよく知られたものなので
あえてネタバレ関係なしに書きます。
原作は読んでいます。と、言っても随分昔で
「人肉裁判」に関しても欲張りジジイ・シャイロックが
ポーシャの機転で懲らしめられて、一件落着!
って程度の感想しかなかったのだが
それが恥ずかしくなるほどのアル・パチーノの名演でした。

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ユダヤ人というだけで迫害を受け
散々アントーニオに辱めを受けてきたシャイロックが
アントーニオの友人に言う台詞。
ユダヤ人には目が無いか?手が無いのか?
内臓や体つき、感覚、感情、情熱、食べ物が違うか? 
・・・キリスト教徒と違うか?


この台詞を聞くと、ポーシャのしたことなど
小娘のこざかしさ。と思えてくる。
問題の根本は全く解決していないのだから…

しかし、アントーニオとバッサーニオは「ゲイ」だったわけ?
本の記憶ではないんですが新解釈ですかね?
でも、その方が命懸けてまで借金するアントーニオの気持ちが理解できるけど…

この作品とにかく役者がいいexclamation×2
誰も彼もが芸達者。
ポーシャ役の女優さんは初めてみたけれど
どことなくケイト・プランシェットを思わせます。
そして16世紀の衣装や調度品なども見事でした。
あの風俗嬢のおっぱいポロッにはビックリしたけどがく〜(落胆した顔)

そして指輪のエピソード。
バッサーニオとポーシャ達の「愛の指輪」が本当はメインなんでしょうが
私にはシャンロックの娘が最後に撫でていた
シャイロックの妻が贈ったという「トルコ石の指輪」が
とても物悲しくって、なんとも言えませんでした。
シャイロックに改宗させたけど
キリスト教徒に彼を受け入れる度量もなさそうだし
なんとも後味の悪い思いをしつつ劇場を後にしました。

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posted by 更紗 at 17:48| 広島 ☀| Comment(25) | TrackBack(10) | 映画評<あ行> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
更紗♪さん、こんばんはぁ!

良い映画だったねー
ワタシも昔読んだ印象だと、シャイロックが狡猾な悪人イメージしか
なかったのだけれど
この映画を観たら見方が変わったよ。
アル・パチーノ、最高の演技でしたね!!

ところで、アントーニオとバッサーニオ。
ワタシも同じことを思いましたよー
完全では無くともそれに近いものがあったのかも・・・
昔は結構あったらしいし(=今でもか?笑)
映画館に貼ってあった壁新聞に書いてありましたっす。
Posted by Puff at 2005年11月04日 20:44
>Puffさん
 こんばんは〜コメントありがとうございます。

良い映画でした。
やはり本の印象では「悪人」ってイメージしか感じなかったですよね。
解釈も最近変わっているのかもしれないけれど
確かに迫害を考えると、この解釈も間違っていないと思えてきます。

アントーニオたちはやはりゲ○ですよね〜
もしかしたらアントーニオの片思いかもしれないけれど、かなり強い思いがないと命賭けて借金したりしないですよね〜
中世ってお遊びも多様なんで、ゲ○とかって結構いそうな気がしますよ〜
Posted by 更紗♪@管理人 at 2005年11月04日 22:30
こんばんは、TBさせていただきます。
私もポーシャ役の女優さんケイト・ブランシェットに似てると思いました。

シャイロックの「ユダヤ人には手がないのか〜」の有名なセリフ、アル・パチーノの迫力ある演技でよかったです。
Posted by Hitomi at 2005年11月04日 22:46
>Hitomiさん
 こんばんは、TB&コメントありがとうございます。
やはりケイト・ブランシェットに似ていると思われましたか・・・
 シャイロックの台詞。流石にシェークスピア台詞が回りくどいけど凄く印象に残るんですよね。
アル・パチーノだったので更に印象深く残りました。
Posted by 更紗♪@管理人 at 2005年11月04日 22:50
更紗さん 観に行かれましたねっ!
ほんと、見ごたえある作品でしたよね〜
そうそう、あの娼婦たちのおむねにはドキっと致しますが・・なんだかわかり易くでいいですね(意味不明)
Posted by マダムS at 2005年11月05日 00:07
コメント&TB有難うございました。
きゃ、そうそうあの娼婦のポロリ衣装には、どんな衣装もぶっ飛びそうでしたけど、当時はあんなモロ職業コスチュームだったのでしょうか???(^^;
日本人として私も、反ユダヤ人思想ってのに、とても疎く育ってきた気がします。どうやら「ヴェニスの商人」の一説は、教科書にも引用されていた時代があったようだし。
とても原作に忠実なのに、こういう描き方ができ、それを納得させる素晴らしい演技があるんだってことをパチーノに教わった気がします。争いからは何も生まれないけど、シャイロックに命をかけて1ポンドの肉を切り取らせたくなったのは私だけでしょうか・・・(^^;
Posted by ラクサナ at 2005年11月05日 11:11
>Sさん
 こんにちは〜
あの娼婦たちはあの格好が決まりなのかしら?
中世の女性の服は普通の女性でも胸元が大きく開いているから、娼婦と変わらないから
娼婦は胸出しているとか?と
勝手に一人で考えて納得してます(笑)

>ラクサナさん
 お返事ありがとうございます。
ポロリ衣装ぶっ飛びでしたよね〜
 実は私もシャイロックに1ポンドの肉切らせてやって欲しくなった一人です。
だって娘にも裏切られて、その上改宗なんて…
ポーシャに「あんたは何にもわかってないのよ。口出すんじゃないわよ」って言いたくなりました(^_^.)
Posted by 更紗♪@管理人 at 2005年11月05日 16:51
はじめまして。jesterといいます。私も、ヴェニスの商人、見てまいりました〜
ジェレミーがやると、アントーニオはゲイに見えますよね〜〜
感想をアップしたので、(といってもまだ半分しかしてませんが)TBさせていただきましたデス。
Posted by jester at 2005年11月08日 09:03
>jesterさん
 はじめまして、TB&コメントありがとうございます。
 この映画では『アントーニオがバッサーニオを愛していた。だから命さえも懸けた』という解釈をしているんだと思います。
ジェレミーが演じているからゲイに見えるわけではないと思いますよ。
Posted by 更紗♪@管理人 at 2005年11月08日 09:08
こんばんわ、TBのお返し、ありがとうございました。

>ジェレミーが演じているからゲイに見えるわけではないと思いますよ。

あの、もしお気に触ったらごめんなさい!
どうも『永遠のマリアカラス』からそういう印象が強くて、いつそうなるかとどきどきしてました。(殴(殴

ジェレミーさんは「父親と子の愛」みたいにコメントなさってましたが・・・

Posted by jester at 2005年11月08日 21:30
>jesterさん
 きゃー。ごめんなさい。
全然気に触ってなんかないですよー。
確かにジェレミーにはゲイの役も似合うんですよね〜
そう、言われたかったんですよね。
コメントだけではわからずに、こちらこそすみません。
お気になさらずに・・・
「父子の愛」ですか…うーん。それとは違う気がしますよね〜(笑)
Posted by 更紗♪@管理人 at 2005年11月08日 21:48
こちらこそ、言葉が足りなくてごめんなさい!!!
どうもボケがひどいので、ちゃんと書かなくてごめんなさいね。
ジェレミーってすごく色っぽい(私から見て、デス。)ので、あんなふうに書いてしまいました・・・・誤解されても当然デス。失礼しました。

でも、誤解が解けてよかったな。また遊びに来てくださいませ。♪
Posted by jester at 2005年11月09日 10:33
>jesterさん
 早速色々とコメントTBさせていただきました。
今後ともよろしくです。
Posted by 更紗♪@管理人 at 2005年11月09日 21:41
ちはーーん♪
TBを送ってこれで何回目だろう・・・笑
昨日の深夜も送ったのですけどね、、ダメでした。
で、今、「クムジャさん」で送ったら入らず「ヴェニスの商人」は入りました。
何故・・・?

いやはや、これにて何とか大丈夫みたいですね。
良かった!!!
それにしても、禁止ワードを設定するのも安易に出来ませんなぁ・・・むむむ
Posted by Puff at 2005年11月21日 17:28
>Puffさん
 こんばんは〜ヴェニスは入ってクムジャが入らないって一体???
私独自で「禁止ワード」は設定していないのできっとシーサー自体の禁止ワードにひっかかっているのかしら?
とりあえずなんとかなるとわかったのでよかったです(^^♪
Posted by 更紗♪ at 2005年11月21日 17:45
お話し自体はやっぱり
見ていて気持ちのいいものじゃないですよね〜。
キリスト教圏ではどうなんだろ。楽しめるのかなぁ?
Posted by chishi at 2005年11月27日 11:35
>chishiさん
 確かにそれはいえますね。
まあ私元々「キリスト教」のやってきたことに疑問があるんで不満は残るんですけど…
 キリスト教圏では、どうでしょう?結局はユダヤ教徒であったシャイロックを改宗までさせたわけですから、納得できるのかな?うーむ(-_-;)
Posted by 更紗♪ at 2005年11月27日 13:38
更紗さん、再びこんにちは!
こちらにもTBありがとうございます。
うーん、この映画、映像とか演技の良し悪しとは関係なく、とにかくシャイロックが可哀想でイライラしてしまったんですよ。
アル・パチーノなんか凄くうまかったと思うのですが、うまければうまいほど哀れに思えてきて・・・。
ほんと、さっさと肉1ポンド取っちゃえ!っていう気にもなりますよね(笑)。
Posted by Ken at 2005年12月18日 16:27
>kenさん
 こんばんは♪、古いレビューにTBしちゃいまして(^_^.)
 この映画でのシャイロックは気の毒すぎました。
救いは、逃げた娘が父の指輪を大切に持っていた事くらいで…
一ポンド分くらい切り取らせてやれよ。
心臓以外なら死にゃあしないわよ。って思いながら見てましたよ(苦笑
そう思われた方他にも結構いて安心しました(笑)
Posted by 更紗♪ at 2005年12月18日 20:11
こんにちは♪
松の内も過ぎて、また映画な日々が始まりそうです。
>ポーシャのしたことなど小娘のこざかしさ。と思えてくる。問題の根本は全く解決していないのだから…
そうなの。
すっかりシャーロックに肩入れしてしまいました。
もちろん当時の反ユダヤ人感情は知っていますが・・・。
アントーニオはゲイですよね。ジェレミー・アイアンズの目つきがめちゃくちゃ切なかったですもん(笑)

Posted by ミチ at 2006年01月08日 21:40
>ミチさん
 こんばんは♪本年も色々と映画語り合わせて下さいませ〜
 ポーシャの口をふさいでやりたいくらいでしたよ
 それからアントーニオはゲイですよね〜
なんか友情みたいなことジェレミー様言ってましたが、まちがいない!!(笑)
Posted by 更紗♪ at 2006年01月08日 23:15
ゲイの結婚が許される現代においては、
彼らの友情も成り立たないのかな・・・
嫁をもらうくらいなら俺と結婚しやがれっ!
てな感じで・・・
Posted by kossy at 2006年01月10日 15:04
>kossyさん
 現代だったら、二人が結婚してたかもねー
そうなるとまた話が全然違うつーか、別物だー(笑)
Posted by 更紗♪ at 2006年01月10日 17:13
こんにちは。TBさせていただきました。
シャイロックの娘はどうなるんでしょうかね。
私は暗い父親から逃げ出したけど、結構勝手だったが父のもとに・・と希望的観測で見ましたが。。
でもあの娘、風俗嬢たちとちょっと区別がつきませんでした。
Posted by foo at 2006年01月12日 17:26
>fooさん
 こんにちは〜TB&コメントありがとうございます。
シャイロックの娘、父の元には戻らないとは思いますが…
それでも父に思いをはせながら、指輪をなで続けるのだろうなー。と
もう時間たつので忘れてますけど、娘豊満な体してましたものね〜
 ただ、風俗のおねーさんたちは、皆さん「おっぱいポローン」でしたから(笑)分かりやすかったかも〜
Posted by 更紗♪ at 2006年01月12日 17:32
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