2008年02月07日

ラスト、コーション

コメントなきTBは承認いたしません

あの体位は事前にストレッチが必要だ

敵対する身でありながら肌を重ねるうちに共有した感情が愛に変わる


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サントラ ジャッキー・チュン アラン・プラネス

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★★★★★

更紗評/冒頭から、他愛のないマダムのお喋りと思わせつつ、
かなり含みのある会話を散らすあたり上手いなー
最後までマダムたちの麻雀会話は時代を想像させる重要なキーだった

日帝時代の香港、上海だけにきな臭さを感じさせながら、
妙に艶っぽい禁断の愛
トニー・レオンの色気と演技力がなきゃ、
アン・リー監督とはいえ、これだけの作品には仕上がらなかったね

前半、大学生の坊やの単純な思想から脱線した青春に、
悪いけど苦笑するしかなかったが、
後半2人がいたしちゃってからが濃厚
下手なエロビデオよかエロいあせあせ(飛び散る汗)(多分)

暗殺する男を堕とすために払った女の代償は大きく、タン・ウェイの美しさに妖艶さが加わる過程が見応えあったぴかぴか(新しい)
素晴らしい演出が生んだ女スパイだね
抗日組織の上司に吐き出したタン・ウェイの台詞が、この映画のキモ
組織が考えるほど女の感情は簡単じゃない


余談ですが、エンドクレジットに一杯いる『なんたら工作員』に思わず苦笑い…
posted by 更紗 at 19:27| 広島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画評<ら・わ行> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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