07.英米 監督/ラホス・コルタイ
出演/クレア・ディンズ トニ・コレット
メリル・ストリープ
あらすじ/重い病に倒れた老女アンは、2人の娘と夜勤の看護婦に見守られ、自宅のベッドで静かに人生の最期を迎えようとしていた。
混濁する意識の中で、アンは娘たちが聞いたこともない「ハリス」という名を口走る。
彼女の意識は、40数年前の夏の日へと戻っていた…。
親友ライラの結婚式でブライズメイドをするため、
ライラの別荘を訪れていたアンは、
ライラの弟で大学の同級生だったバディと再会。
さらに一家のメイドの息子で、今は医者をしているハリスと出会う。
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『人生に過ちは無い』そう思って逝けたら幸せ
★★★★
派手さは一切ない。パーティのシーンくらい
でも、音楽や色彩・風景がとてもうまく盛り上げてくれて
ストーリーと同じく人生最後の一花を咲かせているようでした。
現実と非現実を看護師の服装を変えて、わかりやすくしているのも
見やすく入りやすかった。
そして、何より次女の恋愛観と母親の感覚が似ているところから
新たな命、子育てと、女だからこそ繋いでいくモノを感じさせる。
人は誰でも「あの時こうしていたら…」という事柄はあるもの
だからこそ、この普遍的な作品に人は感じられるはず…
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<ネタバレ>
母親の過去って知らないもんだよね。
まあ戦中生まれで 23で父親と結婚して
すぐに私産んで・・・ってことだから
この映画のような恋愛はないだろうが
「あの人と結婚してたら違ったかも・・・」と、
いうのを聞いたことがある(笑)
決して戻らないけれど、女の妄想・回顧は留まらない
でも、前に進むしかないんだよね。
篤姫じゃないが「女の道に戻る道はない」んだからさ