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07 監督/デビッド・フィンチャー
出演/マーク・ラファロ ジェイク・ギレンホール
ジョナサン・ブリューワー
あらすじ/サンフランシスコ一帯に『ゾディアック』と
名乗る連続殺人犯が現れた。
管轄区内の捜査官・記者などが、殺人犯の捜査に奔走する中
ゾディアックは不可解な暗号分を送ってきたりして、
まるで警察をあざわらうかのようだ。
やがて、四人の捜査官・記者が謎めいた手がかりを
解こうとする毎に、事件に取り憑かれていく・・・
★★★☆
『解き方教えてくれよー

更紗評/まずは、あの暗号の解き方が全然出てこないのが不満です。
えー。解き方教えてよー。
暗号判読とか興味あるのに、そこの部分がないのが残念だわ。
(もしかして出てたかもしれないが
途中少し居眠りしてました)
ゾディアックに取り憑かれる四人の男たちですが
まずは刑事の二人。彼らは「指紋照合」と「筆跡鑑定」
くらいしか武器のない時代に苦労してますね。
現代なら、もしかしたら早々に逮捕されていたかもしれない。
そして、記者の二人。
事件にのめり込むが故に、己を破壊していく様がリアルで
どこかで連続殺人鬼が高笑いしているかと思うと
どちらが追い詰められているのだろうか?と考えさせられる。
そういう意味で劇中の「ダーティ・ハリー」の
使い方が上手い。
狂気vs執着。その決着は現実ではまだついていない。
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<ネタバレ>
刑事二人が、追い詰めたと思っては空振り
所轄警察官が初歩的ミスを犯してたり
管轄のせいで同じ刑事の連携が取れなかったり
そのせいで記者にスッパぬかれて面目失ったり
寝る間もなく動いても、結果が全ての世界だし
相棒が移動を申し出たのも仕方ないよね。
よく、トースキー刑事の方は家庭崩壊しなかったもんだ。
記者の二人は、一人はイラスト係だし
なんであそこまでロバートがのめりこんだのか?
その点がイマイチ判らないのだが、
ポールが首になったのもあって
余計に気になったのかしらね?
ポールが本を書かない。と言った時点で
彼はポールから引き継いだ気分になったのか?
結局はロバートは離婚して家族を失っても
「犯人の顔を真正面から見る」ことにこだわって
本まで出版。彼は彼なりに燃焼できたのかもしれないけど
他の3人は不完全燃焼かも・・・
最後に犯人は「リー」と結論を立てていながら
でもDNA鑑定は「シロ」と
一体真実はどこに・・・
ダーティ・ハリーの如く、犯人撃ち殺して終わり。
と、いかない部分に視聴者にも不完全燃焼が・・・
ガス漏れ注意だわね。
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謎解きとか、そういうのがメインではなかったですよね・・・。DNA鑑定でダメならダメじゃんか!と思いつつ、それでも容疑者にされてるのはどうなんでしょう?
やっぱりデヴィット・フィンチャー監督では今のところ「セブン」が一番かな、と思います。
やはり実話で、未解決事件だとこういう風に終わるしかないんでしょうね〜。
私も「セブン」での衝撃度が強かったので、そちらの雰囲気の方が好きです。
でも、同感♪
★undoさん
容疑者よりも、追うものの執着に固執しすぎていて、もう少し違う視点からも描いてほしかった気が・・・
★カオリさん
こんにちは♪
そう、私は暗号がどうこう・・・と言ってたから
謎解きが見れると思ってたのにー(残念)
★ミチさん
こんにちは♪
未解決ってトコで、描ききれないものもあった気がします。
「セブン」はやっぱ越えられるもんではないですね。
実話が基になってるだけあって所詮しりつぼみもアリ
じゃないでしょうか?変に脚色して筋書きをダメにするよりスマートでよりリアリティがあったほうがいいかなと・・・。音楽も非常に良かったかなぁ〜
実際にこの事件解決してないのでラストも解決しないのはわかってましたが、やっぱりスッキリしないラストですよね。
私は、映画よりもゾディアック事件に興味持っちゃいました。
★まっきーさん
こんにちは〜
実話だけに、あまり脚色もできないトコは辛いですね。
音楽はよかったです。かなりゾクゾク・・・
★Hitomiさん
こちらも遅くなりました。
スッキリしないラストはどうも好きになれないんですけど、
まあ仕方ないですよね。
ゾディアックのドラマも興味あって見始めました。