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あらすじ/1990年代。内戦渦中のシエラレオネ。
南アフリカ人のダニーは、西アフリカのメンデ人ソロモンが、とてつもない価値をもつピンク・ダイヤモンドを隠したことを知り
アメリカ人ジャーナリスト、マディーとともに、3人は反乱軍が支配する地域にダイヤを求めて入っていく。
ダイヤにたどり着くためには、地獄のような行程を突き進まなくてはいけない。極限の状況のなかで行動を共にする彼らに、やがて生じ始める変化。そして、ダイヤの裏側には果てしなく広がる闇が・・・
★★★★☆
更紗評/レオがいい俳優になりましたね。
「タイタニック」の時は、ただ顔がいいだけの俳優だったのに(失礼ファンの方)
石油・金・そしてダイヤと採れる
とても豊かな国土にてながら
それらの恩恵を受けることもない人々。
なんとも不毛な格差社会です。
アフリカの少年兵に関しては、なんとも耐えがたく
洗脳されて、親にも銃を向けるようになる。
親子がただ一緒に平和に暮らすこと
それさえも難しい国が今もある。
その事実を知りつつも何もできない自分へのもどかしさ
「重い」映画でした。
でも、目を背けずに知る、それが明日へ繋がると信じて
色んな方に見てほしい。
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<ネタバレ>
レオが演じたダニーは不幸な生い立ちから傭兵となり密輸人となった。
正義感満々の女性記者マンディーと
ソロモンの家族を思う父としての姿に
段々と心を取り戻していきます。
父母を9歳で亡くしたダニーには
ディアを思うソロモンの父親としての姿は
自分を守ろうとしていたであろう亡き父とも重なったのではないでしょうか?
それが一番ダニーの心を揺さぶった気がします。
「結婚しないのか?」というソロモンの問いに
「no}と答えたダニーですが
生きていればマンディーと家庭をもてたかもしれません
やっと、彼の人生を取り戻せそうだったのに
亡くなってしまうダニーに
教師だった男性の言葉が浮かびました
「悪人であってもたった1つ良いことをすればそれでいいんだ」
ダニーはまさに最後に一つ良いことをソロモンに対して
行ったんですね。
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レオくんすっかりいい大人の男に成長しました。
私は彼の絶頂期は《タイタニック》以前だと思ってるんですが、昔の面影を残しつつ大人の男性になったかなって思ってます。
この映画で描かれている「紛争ダイヤモンド」、もしかすると知らず知らずのうちに手にしているかもしれないと思うとなんだか悲しくなってしまいました。
この地球上から争いがなくなる日が来るのでしょうかねぇ。
こんばんは♪
レオは大人の男になりました。
若い頃の彼もまたいいんですけど、違う魅力がありました。
ダイヤは数個しか持っていないですけど、この数個にも、誰かの命がかかっていたかもしれないですね。
そう思うと・・・
なんて人は傷つけあうんでしょうかね?物悲しくなります。
ホント、レオ様貫禄出てきましたね。
タバコの吸い方とか観ててもずっしり来ます。
ところで、この作品、最後に希望の光が見えたことが救いでした。アフリカにも20万人の少年兵・・・そしてきっとアラブ圏にも数多くのゲリラ少年兵がいるんでしょうね。生きている意味をそれにしか見出せない人々・・・。
「シリアナ」を思い出していました。
子どもの春休みが終わって一番に見てきました。
デカプ、いい俳優になってよかった、よかったと
感慨深かったです。せつなかったなー。
映画は重かったですね。
ダイヤの希少価値も実は操作されているものだと
この映画で知らされて、
我々の価値観っていったいなんなんだろう?と思いました。
しばらくぶりです〜。
あの教師の言葉が良かったです。
彼のような人物も容赦なく射殺してしまう少年兵には頭を抱えてしまいます。
まだ二十万人もアフリカに少年兵がいるなんて・・・。
あそこにあるのはテレビゲームのような軽い死ではなく本物の死ですもんね。
こんばんは♪
レオは30過ぎてから役に深みが出た気がします。
どこかに希望を持ちつつも、どこかに絶望も含んでいる
そんな作品が多くて滅入ります
でも、見ないではいられないんですよね。
★あさこさん
こんばんは♪
春休みかー。確かに子供さんがいると動けないですよね。
レオはいい俳優になったと私も思います。
勘違いして変な方向にいかなくてよかったわ。
ダイヤにこんな惨劇があるとは・・・
自分の持つダイヤにも幾人かの血がかかっているのだろうか?とふと考えてしまいました。
★ミチさん
こんばんは♪
しばらく映画館に行く元気もなく、たまに見てレビュー書いても皆さんのトコに回る気力がなかったです。
あの教師の言葉は重みがありました
でも、そんな人に銃を向け、躊躇せず引き金をひく子供たち
子供が子供らしく生きられないなんて、全ては大人が悪いのに・・・
教育がホント大切だと感じました。
プロロークから派手な銃撃戦で、エンタメかと思いきや、なかなか重いテーマでした。後半は「手錠のままの脱獄」を彷彿させるようなロードムービーみたいな感じ。ラスト、ちょっと駆け足ぽい展開でしたが許しましょう。「ディパーテッド」よりも、こっちのデカプの方が良かったですね。ジャイモン・フンスー熱演でした。
遅くなりましたー。すみませぬ。
デカプ苦手でしたっけ?
でも、随分彼の印象も換わってきたので、私は最近になってお気に入りになっています。
ラストが駆け足なのは私も気になりました。
「ディパーテッド」は比較対象があるからねー。