2006年08月17日

ユナイテッド93

コメントなきTBは削除させて頂きます。

オリジナル・サウンドトラック「ユナイテッド93」
ジョン・パウエル
B000FUU0PA


あらすじ/2001年9月11日、ユナイテッド航空93便は、高度35,000フィートでハイジャックされた。
機内に飛びかう絶叫と悲鳴。極限状態のなかで、愛する家族へ最後の電話をかける人々。
そして、自分の運命を自分の手に取り戻そうと闘い始める者たち…

★★★★★
更紗評/実際の事件なだけにリアルでした。
飛行機の乗客たちの中に、勇敢な者もいれば、
おびえているだけの者もいる。
それが普通でリアルなのがいい。

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米国の空に4200機も飛び交っているのに
ゾッとしたりもしましたが、
まさに戦争状態のような、国土本土を始めて襲われた米国の
混乱ぶりが凄かった。

それにしても、テロリストも乗客も、それぞれが自分の信じる宗教にのっとって
祈り続けていたのが印象的でした。
テロは確かに起こってはいけないが
その原因が全く米国にないのか?とも思ったり…
それぞれに祈る姿を見ていると、
彼らはどこで、こんなに違う立場でなければならなかったのだろうか?と…

このテロ事件で、亡くなられた方の冥福を祈ります。

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4334761720ユナイテッド93 テロリストと闘った乗客たちの記録
ジェレ・ロングマン 原口 まつ子
光文社 2006-07-12

by G-Tools


posted by 更紗 at 22:58| 広島 ☁| Comment(15) | TrackBack(6) | 映画評<や行> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
更紗さん、こんばんは♪
私もあの二つの祈りが交錯するところがとても印象に残っています。
元をただせば同じ神なのに・・・。
神はこんな愚行を喜んでは下さらないと思います。
管制センターや軍部の慌てふためきぶりは凄かったですね。
自分自身を演じている人が多かったので一層リアルに感じました。
Posted by ミチ at 2006年08月17日 23:24
更紗さん、こんにちは。
この映画、遺族の方々や関係者と密に連絡をとりあったんだなぁと分かる臨場感に溢れる映画でしたよね。

あれから5年、この事件が風化してしまわないためにもたくさんの方に見てもらいたい作品です。

本日、本も購入しました。時間を見つけて読んでいこうと思ってます。
Posted by Hitomi at 2006年08月18日 17:22
まぎれもない傑作です。評判通りの衝撃作でした。
舞台は管制塔と、旅客機の機内だけなのに、この緊迫感とリアリティはなんなんでしょう?
無名の俳優を使ったことが完成度の高さを上げてます。
大金を使って沈没し損なった映画を作った連中に爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいです。
少ない予算でも的確な演出と見せ方で、こんなに恐ろしい臨場感に満ちた映画が作れるのですね。
オープニングのお祈りシーンの暗黒とラストの墜落するときの暗黒が見事にリンクしてました。
生き残った方はいないのでフィクションには違いないのだろうけど、観ている間はドキュメンタリーかと思うくらいのインパクトがありました。
人間の極限状態、勇気ある人々の行動に胸が痛くなります。
この後上映されるであろう「ワールド・トレーディング・センター」が
豪華キャストで感傷的な凡作映画になっていないことを祈ります。
Posted by undo at 2006年08月18日 18:16
>ミチさん
 こんにちはー♪
あの祈りのシーンは、とても印象的です。
さしずめ日本人なら「なみあむだぶつ」か「何妙法蓮」でしょうか?
はじめて米国に行った時の乱気流はかなり酷くって「マジ落ちるか?」ってほどだったもので
私も、唱ええてました。

>Hitomiさん
 こんにちはー♪
やはり、こういう作品を作るには協力がいりますよね。
電話の音声は実際のものを使ったとか、凄く鬼気迫るものがありましたもの。
 本のほうか、美化しすぎているという話もあるんですけど、どうなのかしら?

>undoさん
 こちらでレスしまーす。
ホント、リアルでしたよね。テロした側にも、祈りがあり、それを考えるとますます切ない。
どちらかに偏るわけではなく事実として描かれているのがいいです。
 そして「ワールドトレードセンター」お涙頂戴って作品でなければいいですね。
Posted by 更紗 at 2006年08月18日 18:21
それぞれの立場は違っても、
祈るその姿は一緒なので、
複雑な心境でした〜。
テロリストだからといって、
けして偏見の目で描かれていなかったのには
好感もてました。が・・・
やはり複雑な気持ち。。。
Posted by えふ at 2006年08月18日 21:57
更紗様 残暑見舞いもうしあげる季節ですねー
ここにあったリンクたどって本のサイトチェックしてたらUA93の映画見た人はガッカリするから読まないほうが良い、と書いてあるところに辿り着きました。
映画って大抵、本より評判悪いのにねぇ。。。
このことからもこの映画の秀逸さが証明されているんでしょうね。
そーいや、本のだびんちこーどどーでした?ってここで聞くな、ってか? 笑
Posted by kuro at 2006年08月19日 20:38
>えふさん
 そうなんですよ。それぞれに信心深い人たちで…
私は、その姿だけ見ていると、なんでこんな立場が彼らは違うのか?とか、いろいろと考えちゃいました。

>kuroさん
 お久しぶりです。残暑になって熱帯夜は減ったし
日差しも少し柔らかくなってきた気がします。
でも、まだまだ暑いっすねー
 そう、私もビックリしました。
本とあまりにも搭乗していた人物を美化してすぎてた。とレビューがありましたねー。
 ダビィンチ・コード読みましたよ。
随分と時間かかりましたが(笑)
どうも、目の前に、トム・ハンクスやオドレィが出てきて、映像が欲しくなりましたわー
Posted by 更紗 at 2006年08月21日 18:04
いやー 更紗さん、
リアルから数えるとじゅーねんぶりくらい?!
おっひさひさです〜☆

。。。って何を改めて?

ってか今頃になって、つい、一昨日ごろ急に僕もぶろぐっつーのはじめてみたので除いて見てね、、、ぢゃない除かれたら困るがなぁ

そ〜っと覗いてみてみてね

急場なので急場しのぎにちょっと見たことある記事とかあったりするけど一応関係者にお断りしてみてます =P
u know what i mean? 爆

ダビンチコードについてはその後、僕はDVDの反証モノをいくつか見ました。
でもダビンチにまつわるいろんな逸話をうまくまとめてミステリにした、と言う点、そして宗教的にあえてコントラバーシャルにした彼の「してやったり」は十分評価に値する、と思います。

ついでになっちゃったけどユナイテッド93もそんな独自のスタイル確立を成し遂げた素晴らしい映画であります。

どっちもさ、後から目くじら立てて人の業績にいちやもんつける奴多くて困りますよねー。
俺に言わせりゃ文句ゆーのは簡単だ、っての。
普段から事実関係とかウトイ奴に限って真実はどうなの?とか言いやがるから笑っちゃうネ(^_-)-☆

ではー♪
Posted by kuro at 2006年08月21日 23:16
>kuroさん
 会ったのは何年前ですかね?
でも十年はたってないと思うけど(笑)
 祝!ブログ開設ですわねー。
早速伺いましたので、今後はブログ仲間としてもよろしくです。
Posted by 更紗 at 2006年08月22日 15:17
あー、そうでしたねー。
僕はほれ、もともとのURL持ってるから早速倉庫とか見てきましたよ〜、納得。
ちょっと埃積もっててゲホゲホしましたけど。笑
あれからまだ5年なんだ〜 
会ったの90年代だったかと思ってたので、したら、そろそろ十年だよなぁ、みたいな
あはは、ちょっと、ほっとしてみたり(笑)
最近ちょっと油断してると自分の歳もわかんなくなるくらい世の中が駆け抜けていくのよねぇ...

ってかもともと自分のおうちに人を招待したりとかってのもめんどくさくてねー。
人ンち行って騒ぐのはさ、ほら、後片付けとかせんでいいし? 笑
そーいやあのときも誰かン家に押しかけてたなー
HPとかも管理してるよか人ンちBBS行って言いたいこと行ってる分には手軽だし十分、と思っていたんだけどネ

実はブログ開設は更紗さんのとこ見ていてやっと気がついたんですよ。
もともと人のBBSに単に書き込むだけはやっていたわけでブログならそんな感覚の延長だけであたかも自分のHPっぽくできるぢゃん?!みたいな。。。

個人的にはブログのイメージ、って自分の絵日記を人に見せてるみたいで、「本日のランチ♪」とか、って写真撮って他愛もないこと乗せて、って なんだかちょっとridiculous!とかって思ってたんだけど。。。

さて、いただいたコメントのレスは後ほどしておきまーす。
ってかこちらにTB送ったので却下しないでネ♪
お・ね・が・い・(^_-)☆

今後ともよろしくね〜
ってかまだ三日程度で中身それっぽくでっちあげるの、ってかなーり大変♪
いろいろおせーてくらさいませねー

Posted by kuro at 2006年08月22日 16:34
更紗さん、こんばんは( ^ ^)/
この映画はやばすぎですぞ・・・・
これ本当にリアルすぎて怖いですな〜
この緊迫観は隠しカメラかと思うほどですな。
音楽もながれないからなおさら。
あの映画内の危機管理のなさに怒りを感じる。
自分は映画の出来には満足ですが
あの画面の揺れは気持ち悪くなる
リアルを追求もいいが、普通の撮影方でも
良かったのでは?
事件から5年、遺族の事かんがえると
公開は早すぎたと自分は思うのですが・・
Posted by ふ〜ちゃん at 2006年08月23日 00:16
観る前までは心配だったのに、
これほどまで自分の評価が高くなるとは・・・
平和を愛する人、平和とは何かを迷っている人全てに見てもらいたい映画でしたよね。
Posted by kossy at 2006年08月24日 12:19
>kuroさん
 ブログだと運営が楽なんですよね。
書き込み感覚で運営できますもの
kuroさんにはピッタリかも(笑)
ガンガン更新してくださいね。

>ふーちゃん
 こんばんはー
ですよね。かなりのやばやばで・・・
リアルですよね。実際の経験者が出演しているってのも納得。
 飛行機だから仕方ないのでしょうが
私は結構平気でした。割と酔いやすい体質なんですけど、飛行機の揺れとして感じていたので平気だったのかも…
遺族にも確認をして、協力を仰いだらしいので、
遺族としても「風化」させる前に・・・と考えている人もいたかもね。

>kossyさん
 ほんと、どちらの視点からも感情移入できそうな出来でした。
いろんな人に見て欲しいですね。

 
Posted by 更紗 at 2006年08月24日 23:05
更紗さん。ご無沙汰しております。
やっとぽつぽつ映画に通えるようになりました。
この映画はこれほどまでに引き込まれるとは予想もしていませんでした。
忘れてはならない。ってことを押し付けじゃなく言われている気がしました。
Posted by foo at 2006年09月11日 09:58
>fooさん
 こんばんはー。映画開始ですね。
また色々と語り合いましょう。

最初は、あへこんな感じだったんだー
って程度だったんですけど、段々乗客の気持ちに入りこんでしまいました。
ラストは知っているのに衝撃を受けてしまいました。
Posted by 更紗@管理人 at 2006年09月11日 21:10
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