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2010日 監督/ 中村義洋
出演/堺 雅人 竹内結子 吉岡秀隆 劇団ひとり 香川照之
あらすじ/仙台市内で宅配便のドライバーを生業に暮らす青柳は、ごく平凡な30歳の独身男性。
野党初の首相となった金田が仙台で凱旋パレードを行うその日、
青柳は大学を卒業して以来会っていなかった同級生の森田から呼び出された。
車の中で眠っていた青柳は、いきなり森田に「お前、オズワルドにされるぞ」
「逃げろ。とにかく逃げて、生きろ」と忠告される。
突如、爆発音がしたかと思うと、警察官たちが、二人が乗っている停車中の車に駆け寄り逃げようとする青柳に躊躇なく発砲する。
青柳は、反射的に地面を蹴り、仙台の街へと逃げ込んでいく。
その背後で聞こえてくる二発目の爆発音。
森田が乗っている車に設置されていた爆弾が爆発した。
★★★
更紗評/いわゆる権力者にハメられた一般人が
どうやって無実の罪を証明するのか

そこが問題だと思ってた。
その辺りは、ハリヴッドの元CIA捜査官とかが主人公じゃないので
仕方ない展開だよね。
いきなり闇夜に放り込まれた人間が、一般人なりに
知識をフル活動させて逃げるのはなかなかリアルだったし
ただ、多少の無理はあったけどね

ハリヴッド辺りの派手な逃亡劇とは違うけど、
それはそれで評価できて、いいと思う。
もう一ひねりは欲しかったけどね。
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<ネタバレ>
何故、青柳だったのか

結局は、アイドルを助けて一躍時の人になったのが理由なのかな

なんとも安直な気もするけど、
黒幕にとっては、青柳の友人、森田の妻が借金まみれだったのも
選択の理由の一つなんだろうね。
やれやれ、友人に借金がないか

そんな事も気にしなきゃならない時代になったのかねー
青柳に対して、当初から不思議だったのは
森田との『釣り』の待ち合わせが、あんな街中なのが
気にならなかったのが不思議なんだけど…
仙台では、街中から海が近いのかな

さて、今回の逃亡劇で、一番気に入っているのは、
結局、青柳自身は、一度も晴子(竹内結子)に助けを求めてはいないことです。
晴子自身が青柳を信じ、一度も会わずに(ラストは別)
彼を助ける行動をしたのは、今は夫も娘もいる立場からの
最大限の援助だったと思うから…
キーとなった「連続殺人犯」
彼の感情は理解できないけれど
なんだろ?共通の敵=国家権力だったのかな

整形していないといいはるアイドルと
実は裏稼業っていう入院患者
花火師の親子
青柳を信じて行動する彼らの存在は
まあご都合主義とも思えるけど、まあ有。
一番、都合いいと思うのは、整形外科医
国家権力で動いて、青柳の偽物を造りあげたのなら
¥でしか動かないと思うんだけどなー
アイドルちゃんがお金出してあげたのかな

原作の本では、この辺りもう少し詳しく書いてあるのかな
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