2006年01月17日

スタンドアップ

コメント無きTBは削除させて頂きます。

s-up.jpg

05米 監督/ニキ・カーロ
出演/シャーリーズ・セロン エル・ピーターソン
★★★★☆
更紗評/いやー。もうムカツクのなんのって
映画館出て、男という男ぶっとばしたいくらいに(笑)
この映画女性は共感できるでしょうが
男性はどうなんだろ?まあ嫌悪感くらいは感じるよね?
コレ見て何も感じない男性は「女性のいない職場」を選びましょう。
「スタンドアップ」の意味が分かった時自然と涙が・・・

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<ネタバレ>
炭鉱で働いてセクハラに悩むって話なのね。
しかしセクハラを超えて「いやがらせ」。
性的欲求でいやがらせしているというよりも
自分が「男」であることを誇示したいだけのバカ男たち。
「男の職場を女が奪う」って考え自体ナンセンスだし
とにかく、見ていてムカツクことこの上なし

あまりの酷さに、目の前のイス蹴飛ばしちゃったわ。
人がいなくってよかったよ。はははあせあせ(飛び散る汗)

父に対してもイライラ、頑固親父そのもので
娘を助けようともしないのが信じられなかった
母の家出がきっかけで、娘の助け舟を出せたトコで
泣けた泣けたもうやだ〜(悲しい顔)

そしてラストの法廷シーン。
法廷っていつもそうね。
女性が相手だと、いつも性的問題を、
さもあったように提示される。

孤立無援だった彼女が、父とのあつれきを越え
息子との絆を結び、保身に生きようとした女たちを
立ち上がらせる
「さあ、立ち上がれ」あのベンの弁護。素敵だった。

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posted by 更紗 at 15:22| 広島 ☀| Comment(14) | TrackBack(5) | 映画評<さ行> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うぁ〜
俺、後部座席からキック攻撃がなくてよかったです。
隣の女性には腕が触れないように、ずっと引っ込めてましたけど、一瞬ツリそうになっちゃいましたよ・・・
しかもドリンクホルダーに飲み物置いてるし・・・
Posted by kossy at 2006年01月17日 15:33
わたしも前の座席、
蹴飛ばしながらみてました!(爆)
いや〜ほんとムカついた!(`ε´)
それから父親も。
なんで最初から娘を信じてあげなかったんだ!
って職場の男たち以上にムカついた。
だから・・・たとえ娘のための演説シーンを見ても、
その気持ちはかわらなかったな。
Posted by えふ at 2006年01月17日 20:31
ドモドモー♪
いやー、皆さん、前の座席にケリを入れたっすね!
ワタシも頭がピーーッと沸騰したヤカンのようになりましたよ。
それにしても、あの社長も二枚舌よね!!怒

>「さあ、立ち上がれ」あのベンの弁護
ワタシもここのシーンでじわーっと来ちゃいました。
熱い男を感じさせるシーンでござりました。
Posted by Puff at 2006年01月17日 21:53
>kossyさん
 これ男性には「針のむしろ」のような作品でしたね〜
確かにこの映画見ながら、腕とか触れたら言われそうで怖いかも(笑)

>えふさん
 やっは蹴りいれたくなってしまいますよね〜
よく彼女は男たちを殴りとばさなかったと・・・
あの父は、きっと頑固で古いタイプなんでしょうね。
母を失いそうになってやっと気付いてくれたようですけど・・・
まあラストシーンで許せたかな〜

>Puffさん
 こんばんは♪
ああいう社長みたいなのが一番タチが悪いですよね。
いい人ぶっててすぐに人を裏切るような人。

あのベンの弁護。最初の頃は「大丈夫か?」と思ったりもしたけれど、最後は素敵でしよね。
いい男ですわー
Posted by 更紗♪ at 2006年01月17日 22:52
こんにちは。
私も、あの男どもには、両手の拳を握りしめたわぁ〜。思わずぶん殴りたくなって・・・。
そうそう、あの社長だけど、今、世間を騒がせている、ヒューザーの小島社長に似ているので、これは危ない・・と思いました。笑。似ていないですかねぇ〜?
重い実話だけど、家族愛などを描いているので、共感でき、涙、涙でした。
自分で働いて、子供を育てたり、自分の家を持つというささやかな望みをもって、完全と立ち向かっていくヒロインに勇気をもらいました。
でも、弱さもあるのよね・・・。そこが人間らしくて良かったです。
Posted by 紫の上 at 2006年01月18日 17:01
>紫の上さん
 こんにちは♪
ですよね〜。バカ男めーーーって
あの社長、ははは確かに似てる言えてるーーー
 男に頼らない、自分で子供を育てるために自活する。
そういうシングルマザーが増えたことで男性の職場にも女性進出してきたのもあるかもしれませんね。
 彼女の周りに少数でも、力になってくれる人がいてよかったわ。
Posted by 更紗♪ at 2006年01月19日 09:23
女性の職場進出で困るのは、無能な男。男ってだけで職を得た輩。そういう連中には脅威なんです。
怒りの鉄拳でなく、鉄足ですか?アハハ
そばに男がいなくて、良かった?(笑)

ショーン・ビーンがとってもいい人の役で、うれしかったです。一番泣いたのは、ショーンとジャーリーズの息子の会話の場面でした。
Posted by MACHI at 2006年01月20日 15:40
>MACHIさん
 そーそー。無能な男ってだけで上司な奴とか最悪ですよね〜
あんた何もしてないじゃん!!って奴とか…
 平日の昼間だったので男性はいましたが
客がパラパラだったのでよかったですわ(笑)
 ショーン・ビーンなかなかカッコよかったです。
通じるものがある男同士の会話って素敵ですね
Posted by 更紗♪ at 2006年01月20日 20:05
こんにちは。やっと観れました。
実は、あのいじめ、なんだか腹が立つというより哀れでした。貧しさと弱さと強い女性への恐怖?男性はどう受け取るんでしょうね。居心地わるいでしょうね。
Posted by foo at 2006年01月25日 09:40
更紗さん、こんばんわ
お仕事馴れるまでたいへんですね、よく寝て(?)パワー溜めてください。
見てきました。何の情報も耳にいれずに。
唖然として、見ていきました・・しかも実話とか。私もショーンと息子の会話で号泣でした。
お金は貰ったけど、あの悪さした男達にオトシマエを!!
Posted by きょん at 2006年01月25日 20:32
はじめまして。TBさせていただきました。ちょっとえげつない話やな、と思っていたら、「事件」が起きたのが70年代で、裁判の終結が90年代初めと聞き、納得しました。映画もそうした事実に即して、歳月の重みを出せば、より感動的になったと思うのですが。
Posted by 京野菜 at 2006年01月26日 23:24
>京野菜さん
 こんばんは、TB&コメントありがとうございます。
そんなにかかった裁判なんですね〜
おっしゃるとおり、その歳月の長さも描かれてると、もっとよかったと思います。
そうかぁー。二十年かー
Posted by 更紗♪ at 2006年01月29日 21:07
こんにちは、すずきです。
この映画は本当に多くの人に観てもらいたいですね。男女問わず、きっと理解できる人、理解できない人がいるとは思いますが、男の私から観ても未だに男尊女卑の風潮は消えてはいません。
この事件も比較的最近の出来事ですし、もしかすると差別感情は人間の中の本質的な部分なのかなと思ったりもしました(悲しいことですが)。
Posted by すずき at 2006年07月13日 01:29
>すずきさん
 こんにちはートラコメありがとうございます。

ほんと男女問わず、「セクハラ」というものを考え理解してほしいものです。
 差別感情は誰にでも多少なのともあるのかもしれませんが、
それが集団になると手のつけようがないですし、そういう芽をつめるよう注意していかないといけないですね。
Posted by 更紗♪ at 2006年07月14日 17:45
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